読書の秋、”ヘルマンヘッセ”「シッダールタ」

先日、紹介していただいた本ですが、なかなか良い本でしたので、ご紹介しますね。

真理とは?悟りとは?人生とは何か?そんなことを考えている方、秋の夜長に読んでみませんか?

 

ヘルマンヘッセ「シッダールタ」

 

インドのバラモン出身のシッダールタは悟りを得ようと、さまざまな体験をします。

祈り、瞑想、断食、修行、人を操る術まで得ますが、心の平安には至りません。

普通の人間のような生活もし、金と欲望にもまみれますが、どこにも心の平安は見出せません。

そして、森に住み、河と会話する聖人と過ごします。

 

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「愛」こそは、何にもまして大切なことだと私には思われる。

この世界を見通し、解明し、軽蔑することは、偉大な思想家の仕事に任せておこう。

しかし私にとって大事なことはただ一つ、それは世界を軽蔑しないこと、世界と自分自身を憎まないこと、世界と自分、そしてあらゆる存在を、愛と感嘆と畏敬の心をもってみることができることだ。

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ヘルマンヘッセ「シッダールタ」草思社ほか